難治性の薄毛

難治性の薄毛の治療は仙台中央クリニックにお任せください

難治性の薄毛の発症

難治性の薄毛に悩んでいる方が多くいらっしゃいます。難治性の薄毛は、種々の治療を行っても薄毛が進行していくために、諦めている方も多いようです。近年、毛髪再生医学の進歩により、薄毛治療は大きく進歩しています。薄毛の発症から期間が経過している場合や、薄毛の重症度が進行している場合は、改善は難しくなりますが、初期段階で見つけて早く治療を始めれば改善する可能性はあります。諦めないで専門の医療機関に御相談頂くのが良いと思います。

難治性の男性型脱毛症

難治性の薄毛として、AGA男性型脱毛症が知られています。遺伝的な背景があり前頭部や頭頂部にかけて薄毛になります。前頭部の生え際が後退するM型、頭頂部の毛髪が円形に薄くなるO型、前頭部と頭頂部が薄くなるU型が存在します。頭頂部の薄毛と比較し、前頭部の薄毛は治療に反応し難い傾向があります。額は皮脂の分泌量が頭頂部よりも多く、毛細血管が頭頂部よりも少ないので、髪の毛の育成環境が悪くなりやすいと考えられています。

難治性の薄毛が改善しない

薄毛の治療として、頭皮マッサージを行う方も少なくありませんが、科学的な根拠に乏しいことが欠点です。却って薄毛を進行させる場合も認められ注意が必要です。薄毛治療は、毛根に成長する力がどれくらい残っているかにより効果が変わってくることがあります。医療機関で診察を受けてから治療を開始することが重要です。

難治性の薄毛の治療

難治性の薄毛に対して医学的研究が進んでいます。近年、難治性薄毛を改善させる治療としてハーグ療法が開発されました。発毛を促す成長因子や、ビタミンやアミノ酸など、髪の成長に必要な成分を直接頭皮に注入する治療法です。乱れた発毛サイクルを正常に戻し、健康的な髪が生えるように促します。発毛サイクルが正常に戻ると長期的な発毛が期待できます。

難治性の薄毛のリスクやデメリット

  • 治療後の頭部の痛みや腫れを認めることがあります。
  • 注射による内出血を生じることがあります。
  • 効果の判定のために半年以上を要すことがあります。
  • 自費診療での治療になります。
  • 治療後はブラシなどで擦らないでください。
  • 頭皮に湿疹や皮膚炎等がある方は治療を控える必要があります。
  • 治療後当日より入浴はできますが、洗髪は翌日からになります。

薄毛治療症例のビフォーアフター写真

治療に難渋した男性薄毛

38歳、男性。治療に難渋した男性薄毛

症例経過

30代に入り薄毛症状が進行してきた症例です。インターネットで薄毛治療薬やサプリメントを購入し内服すると共に、薄毛サロンでマッサージやシャンプーを行っていました。しかし改善は認められず、薄毛は地肌が見えるまでに進行していきました。薄毛治療の方法を切り替える必要性を感じ、仙台中央クリニックに御相談いただきました。前頭部や頭頂つむじ周辺に薄毛が認められ、男性型薄毛症と考えられました。ハーグ療法を行うことにしました。治療が進むにつれて、髪のハリやコシが出てきました。太く黒い髪になり、髪の密度が増し、地肌の透けが目立たなくなりました。

症例解説

不適切な薄毛治療は、効果がないばかりか、薄毛を進行させることがあります。近年、医学的根拠のある薄毛治療が開発され、医療機関において薄毛治療が行われています。難渋していた男性薄毛もハーグ療法により薄毛の改善が認められます。薬液を頭皮に注入することにより活動性を失っていた毛母細胞を活性化する治療法です。髪の成長が促進されるため、根本的に薄毛の悩みを改善することができます。医学的根拠に基づき高い発毛効果が期待できますので、これまで治療に難渋していた薄毛にも有効です。注射の際に痛みを伴うリスクがあります。

病気で進行した薄毛

47歳、男性。病気で進行した薄毛

症例経過

腹部疾患により入院し、その際に薄毛が進行してしまった症例です。約2ヶ月間の入院と自宅療養を経て社会復帰できましたが、病気により進行した薄毛は退院後も改善しませんでした。抜け毛が続くため心配になり、仙台中央クリニックに御相談いただきました。前頭から頭頂にかけて薄毛領域が認められ、ハーグ療法が有効と考えられ、治療を開始しました。治療と伴に、薄毛が改善し、発毛が認められました。

症例解説

病気になると生命維持のために重要な臓器に優先的にエネルギー分配がなされるために、入院や手術で薄毛が進行することがあります。病状が改善すると、自然に薄毛が改善されることが多いのですが、回復から数か月を経ても薄毛状態が続く場合には、薄毛治療を行う必要があります。ハーグ療法は近年開発された、薄毛治療法で、病気による薄毛に対して改善効果があり、発毛を促します。髪の毛が生えることで元気で若々しい容貌になりますので喜ばれています。注射する際に痛みを伴うリスクを認めることがあります。

脂漏性脱毛症に対するハーグ療法症例

35歳、男性。脂漏性皮膚炎による薄毛、脂漏性脱毛症の治療

症例経過

頭皮に脂漏性皮膚炎を患い、塗り薬や内服のビタミンにて治療中であった症例です。抜け毛が多くなり薄毛が進行してきたために心配になり、仙台中央クリニックを受診していただきました。頭部に広範囲に脂漏性皮膚炎が広がり、皮膚は赤くなり、フケが多い状態でした。髪の毛が減少し、前頭部や頭頂部を中心に薄毛領域が広がっていました。せめて50歳くらいまでは、毛髪を維持したいという希望により、ハーグ療法を行いました。ハーグ治療による治療後3回目から、髪に艶が出て、毛量が増え始めました。

症例解説

脂漏性皮膚炎は頭皮に起こりやすい皮膚疾患ですが、抜け毛が多くなり薄毛が進行することがあり、その状態を脂漏性脱毛症と言います。これまで脂漏性脱毛症は、治療が困難でしたが、近年、ハーグ療法が脂漏性脱毛症に効果を示すことが分かり、治療が行われるようになりました。ハーグ療法は、1か月に1度、頭皮に直接栄養因子を注入する治療法ですが、3回から4回治療を行ったあたりから、効果が認められることが多く、自己毛髪の再生が期待できます。治療後頭皮の発赤や、出血が認められるリスクがあります。