若年性脱毛症

若年性脱毛症の治療は仙台中央クリニックにお任せください

若年性脱毛症の発症

若年性脱毛症とは、10代や20代から症状が進行する薄毛症です。若年性脱毛症は、遺伝やホルモン、ストレス、偏った食生活、睡眠不足などの生活習慣の乱れが原因で起こります。若年性脱毛症は、髪の毛の損失により美容面で大きなダメージを生じ、精神的な打撃も大きいために、症状に気付いたら出来るだけ早く治療を始めることが重要です。

若年性脱毛症の特徴

若年性脱毛症では、ヘアサイクルが正常に機能しなくなります。特に成長期が短くなるために、毛髪の十分な成長が出来なくなります。毛髪が成熟する前の段階で抜けてしまうため、髪の毛は細くコシが無くなり、地肌が露出します。ストレートヘアが縮毛になるなど、髪の質が変わることもあります。男性では、前頭部や頭頂部から薄くなるのが一般的です。女性の場合は頭髪全体が広い範囲で薄くなります。

若年性脱毛症の原因

男性の若年性脱毛症は遺伝、男性ホルモンの増加が原因となることが多く、急激な進行をきたす例もあります。女性の若年性脱毛症では、ホルモンの乱れやストレス、内科的疾患、ダイエットや生活習慣などが複雑に関係していると考えられています。放置した結果、手遅れになってしまうケースもあります。経過観察をするのではなく、早めに対策を講じることが大切です。

若年性脱毛症が進行

若年者において、十分に成熟していない産毛が増えてきた場合や、髪が細くなってボリュームが出なくなった場合は注意が必要です。これらは若年性脱毛症が進行しているサインです。男性は生え際や頭頂部などの部分的な脱毛が進行していきます。女性では髪の毛の全体で薄毛が進行し、ボリュームが失われるために気付き難いことがあります。

若年性脱毛症の治療法

若年性脱毛症は適切な治療を行えば改善させることが可能です。近年、ハーグ療法の若年性脱毛症に対する効果が知られるようになりました。ハーグ療法は、自己毛髪の再生を可能にする最新の毛髪再生治療で、さまざまな原因によっておこる薄毛や脱毛症に効果があります。1か月に1回の頻度で髪の毛の成長を促す成長因子を頭皮に注入します。毛母細胞に直接作用しますので、他の薄毛治療において十分な効果が得られなかった方にも有効です。ハーグ療法に用いる製剤は、脂肪幹細胞より生成されるタンパク質で、アレルギー物質が含まれていないことが確認されています。

若年性脱毛症の治療のリスクやデメリット

  • 薬液の注入時に痛みを伴うことがあります。
  • 内出血を生じることがあります。
  • 血腫を認めることがあります。
  • 頭皮の発赤を生じることがあります。
  • 痛みが続くことがあります。
  • 細菌感染を伴うことがあります。

薄毛治療症例のビフォーアフター写真

子供の円形脱毛症

15歳、男性。子供の円形脱毛症

症例経過

数年前に発症した子供の円形脱毛症症例です。美容室に行った際に側頭部に円形脱毛を指摘されて、その存在に気付きました。心配になり近所の皮膚科を受診して円形脱毛症と診断され、液体窒素による局所療法や外用薬を処方され使用していましたが、改善することはなく、むしろ脱毛斑は拡大していきました。学校や社会生活に影響しないか、友人からの変な目で見られるのではないか、心無いことを言われることがないかと不安になり、ハーグ療法に望みをかけて仙台中央クリニックに御来院いただきました。側頭部に大きな円形脱毛部位が認められました。すぐにハーグ療法を開始しました。脱毛の進行がなくなり、脱毛部位に発毛が認められ、範囲が縮小していきました。脱毛部位が小さくなり、通っていた美容室でも吃驚されたようです。

症例解説

子供の円形脱毛症は、ある日突然、髪の毛が抜け落ちることで発症します。子供だけでなく家族にとっても、ショックは大きいようです。見た目を気にして外出を嫌がって引きこもりがちになってしまう例や、登校拒否をする例があります。周囲からの偏見に曝されないように、友達や学校の理解が必要です。長期間にわたり完全に生えなくなってしまった状態から毛髪を生やすことは難しくなるため、脱毛が広範囲に及ぶ前に早期治療を開始することが重要です。毛根部分が残っていれば、回復の可能性があり、ハーグ療法の適応となります。注射する際に痛みや痒みのリスクがあります。

若年性脱毛症

26歳、男性。おでこが広くなってきた

症例経過

十代から、薄毛が進行し、おでこが目立つようになった症例です。生え際が後退し、おでこが広くなっていました。後退する生え際から視線を反らすため、ヘアスタイルを工夫して、隠す努力はしましたが、結局髪型が決まらず、鏡を見るたびに落ち込んでいました。試行錯誤を重ねたものの上手くいかず、薄毛治療を決意されて仙台中央クリニックに御相談いただきました。前髪の生え際が後退して、おでこが広くなっており、前頭部の薄毛を改善させるために、生え際の薄毛に対して有効であるハーグ療法を行いました。治療に伴い、髪の毛のボリュームが増し、おでこが狭くなりました。

症例解説

おでこや、前髪の生え際は対面する相手の視線にさらされる部位で、薄毛が進行すると、非常に目立ちます。近年、おでこの薄毛は若年化し10代、20代の方も多数御来院いただくようになりました。ハーグ療法は、若年者のおでこの薄毛に有効で、治療に伴い髪の毛が太くなり、本数が増加します。治療を早期に始めることで、改善しやすいために、早期診断早期治療をお勧めしています。注射する際に痛みを伴うリスクがあります。

若年性脱毛症

28歳、男性。男性型薄毛症

症例経過

男性型薄毛症の症例です。20歳代前半から薄毛が進行してきたので、心配になり仙台中央クリニックを受診していただきました。前頭部のM字及び、頭頂部の薄毛が認められ、男性型薄毛症と考えられました。ハーグ療法を開始し、治療と共に髪の毛の艶が良くなり、3回目くらいから、自己発毛が認められました。

症例解説

若年者の薄毛に対して多く御相談をいただいています。数年前と比較すると、若者の禿や薄毛の絶対数は増加しているようです。現代の高ストレス化が影響している可能性があります。このような症例に対してハーグ療法が奏功します。自分の髪の毛が自然に増加しますので、人に知られることもないために喜ばれています。頭皮の内出血を認めるリスクがあります。